【さるきまわった時期2015年2月】
今回は出張の経由地で、夜ホテルに到着、翌朝出発したときのバインハイム(ドイツ)の記事です。
夜に到着し、夕食を求めて、開いている店をさがしてさるきまわります。ところが、ほとんどのレストランは閉まっています。
ドイツは、時間に厳格で、夕方になったらお店が閉まってしまう町も多いような気がきます。日本でも古い町のなかには夕方で店じまいというところもありますが、あのような感じです。
観光地や、お祭りの季節は特別に夜まで開けているのだと思います。ドイツは、夏休みが長いと聞きますが、その年に貯まった残業を夏休みなどにくっつけて消化するので長く見えるのだそうです。決まりなので休みが長くなっても、うしろめたさは無いようです。いつから夏休みが始まるかは人それぞれなので、大事な仕事は納期調整をしておかないと、いつのまにかバカンスに突入されちゃいます(笑)。
30分ほどさるきまわって、やっと1軒のレストランがみつかりました。
今回は、ちょっと贅沢な夕食になりましたが、探した甲斐はありました。
ビールと前菜
お肉と、お芋と、お豆! 典型的なドイツ料理です。
とても美味しく、満足のボリュームです。
今日も1日車での移動だったので、ホテルに戻って休みます。
私の部屋はシャワー専用なのでバスタブはありません。
窓からは古いお城がライトアップされているのが見えます。
翌朝は鳥の声で目覚めました。
夜ライトアップされていたのはヴィンデック城址だったようです。
窓の下は、とても雰囲気がある中庭です。中央の階段の造形が美しい。
家々の煙突からは暖炉や朝食の準備をする煙が立ち昇っています。
早速、中庭に降りてみましょう。 お茶を飲みながらのんびりしたり、”おとなりさーん、お醤油貸してくれなーい?”という声が聞こえてきそうな雰囲気です。
一番上のベランダが私の部屋です。なるほどあそこから見ていたのか。。
朝食の準備がととのうまで、近所をさるきまわります。
ホテルの前の道を少し登ると立派な城門がありました。
城門をくぐってすぐのところには宮殿庭園があります。
ここを一通り探索したら朝食の時間に間に合うようにホテルに戻ります。
古いホテルは、ホテルオーナーのお家の一部屋を貸していただいているようなアットホームな雰囲気です。朝食も、オーナーの心遣いと、地元食材への愛着が感じられます。以前泊まった他のホテルでは小学生くらいのオーナーの娘さんが慌ただしく登校してゆくところに出くわしたこともありました。朝食は野菜もジュースも美味しくて、このような古いホテルの楽しみの一つです。
ありがちな、ドアが軋んで閉まりにくいときは、少〜しだけドアノブを持ち上げてドアを浮かせ気味にしてあげると、鍵もカチャッッと閉まってくれることが多いと思います。古いホテルは丁寧に接してあげると床の軋みからも歴史が感じられる気がします。
チェックアウト前に私が泊まった部屋をご案内します。散らかっているところは見なかったということで。。。
帰りの飛行機から見えた虹色の地平線と氷原です。
慌ただし過ぎたドイツのバインハイム(Weinheim)滞在、いずれまた、ゆっくり訪れたいと思います。
以上