上七軒と北野天満宮(京都)2022年

【さるきまわった時期 2022年10月】

久しぶりの開催となりました”北野をどり”に行ってきました。いつもは4月に開催されるのですが、今年は10月開催になりました。

上七軒歌舞会ホームページへのショートカット

https://www.maiko3.com/

まず、京都に行くために東京駅に到着。

駅弁を買って、時間まで駅の中をさるきまわります。

どーでもいいことですが、九州出身の私にとっては、この”起点”という文字にテンションが上がります。
帰省したときに自慢しようと思います。でも、テンションを上げてくれるのは、修学旅行の自由行動で一緒に梅小路蒸気機関車区に行ったような一部のお友達だけでしょう。

”ここが起点ゼロKmだぜー すげー” 

新幹線に乗り込みお弁当のセッティングをしました。
いつもの”牛肉どまん中”です。

最近の新幹線は電源もとれるので、携帯にヘッドフォンをつけて映画を観ながらゆっくり過ごすことにしました。

あれっつ? 持って来たACアダプタとケーブルの形状が合わない。。。
まあいいか、映画観ちゃえ! 
結局、ACアダプタが、旅先で最も高価な買い物になったあげく、”旅先で電池切れの携帯持ち歩くなんて信じられない”と家内におこられたのでありました。

そんなこともありつつ、”牛肉どまん中”をいただきます。

”うまか〜”

富士山は雲で山頂しか見えませんでした。

快適な新幹線の移動で京都に到着しました。

いつもは、外国のお客さんでごった返している京都駅のバス停ですが今年は空いていたので、初めてバスを使ってみました。
上七軒、北野天満宮方面は、50番のようです。
バスは、楽! 上七軒の入り口まで連れて行ってくれました。

上七軒に到着しました。

”北野をどり”の会場である歌舞練場の入り口は、期間中このような飾りがあるのでわかりやすいと思います。

ビビリの私でも入れる上七軒のお店が、和菓子の老舗”老松”さんです。

老松さんのホームページへのショートカット。

https://oimatu.co.jp/

次の写真は、置屋さんです。


置屋さんとは大相撲で言えば、相撲部屋のようなところです(個人的な解釈ですが)。
共同生活しながら、しきたりを学び、芸をみがき、一人前の芸妓さんを目指します。
また、芸妓さんと舞妓さんが置屋さんで支度を整え、お茶屋さんに向かいます。

次の写真はお茶屋さんです。

お茶屋さんとは、大相撲で言えば、”両国国技館”のようなところです(個人的な解釈ですが)。
お客さんの前で、日頃の稽古と、鍛錬の成果を披露する場所です。

北野をどりのようなイベント以外で舞妓さんや芸妓さんを見かけたとしたら置屋さんからお茶屋さんへの移動かもしれません。

北野をどりの開演まで時間があるので、隣接している北野天満宮にお参りすることにします。

菅原道真が祀られています。

菅原道真といえば飛梅伝説が有名ですが、境内左手の梅の木がこの飛梅のようです。

また、菅原道真といえば学問の神様で有名です。
境内の牛の像には合格祈願の学生さんたちが集います。

北野天満宮の駐車場横の広場は、豊臣秀吉が、大茶会を催した場所といわれています。

茶会で使われたといわれる太閤井戸です。

では、上七軒に戻りましょう。

上七軒も、北野天満宮や豊臣秀吉との関係が深い場所です。

北野をどりの会場の歌舞練場に着きました。

いつもは春の開催なので、この桜が綺麗な時期ですが今年は秋なので桜はありません。

入口の左右にチケット売り場がありますが、左の方は、当日券と書いてあります。予約でほとんど売り切れているのではないかと思います。一応、左の窓口に行って”Net予約している者ですが。。。”と聞いてみたところ、右側の窓口で座席指定券と交換できるとのこと。やはり、今まで通り右側の窓口なのね。ということでNet予約の列に並びなおします。ちなみに、左の窓口からは”どちらのお茶屋さんの紹介どすか?”などと聞こえて来ました。当日券と、おなじみさんやVIP専用窓口を兼ねていたのでした。

窓口で携帯の予約画面を見せて、座席番号が書かれた入場券を受け取って、会場に入ります。

客席がみんなマスクを着用している以外は、元の賑わいが戻ってきて嬉しくなりました。

劇も演舞も今まで通り、いや、今年はいつも以上に美しく華やかにみえて、元気をもらうことができました。

                                      以上

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