【さるきまわった時期2022年9月】
成田空港からほど近いところに成田航空博物館があり、22年9月10日と11日、2年ぶりに航空ジャンク市が開かれましたので、行ってきました。
成田航空博物館に到着
10時の開門と同時に到着しましたが、駐車場は満車で2周ほどしたところでちょうど出てゆく車が1台あったので駐車することができました。さすが2年ぶりの開催なので盛況です。駐車場待ちの車の列ができると、屋外展示場の広場を駐車場として開放したり、係員が誘導してくれたりしていました。お昼過ぎには、駐車場も空いていました。
朝の駐車場はこのような感じです。結構混んでますね。。
今は、コロナ対策が徹底していて、チケットを買う前に住所や名前を書く用紙がありました。ただし、携帯で事前割引入場券を購入していれば、この用紙の記入は不要のようです。入場券を買ったら入り口横で、ジャンク市の整理券をもらいました。
381人目か。。ジャンク市は、50人位ずつ、時間を区切って入場するので、まだだいぶ時間がありそうです。
では、館内をみてまわりましょう。
成田航空博物館の展示物案内
成田航空博物館を、ご案内します。
順路に沿って左側の大ホールに入ると、実機の部品や、大きなジャンボジェットの模型があります。
この模型は、チケットゲートを入ってすぐ右の受付で予約すれば動かすことができます。本物のコックピットそっくりのブースから、インストラクターの指導を受けながら、離着陸と旋回をします。
ブースは外からみると、こんな感じでなかなか雰囲気が出ています。
”離陸速度まで機長はスロットルレバーから手を離さない!”などと注意されながら目の前の模型のフラップや車輪を出し入れしたり、旋回させたりします。もしこの模型が動いていたら、2階に上がる階段の途中のブースで素人パイロットが緊張しながら飛ばしています。ガンバレー!
フライトシミュレターといえば、型は古いDC-8という飛行機ですが大手航空会社のパイロット訓練に実際に使っていた可動式のフライトシミュレターに乗ることもできます。これもチケットゲート入って右の受付で予約しますが、人気が高くなかなか予約が取れません。入場したら真っ先に空き状況を確認したほうがいいと思います。
DC-8シミュレターは、チケットゲート入って右奥の図書室の入り口付近にあります。
次の写真では、階段の上がシミュレーターの入り口です。
パイロット席は一番前の2席なのでここに当たったらラッキーです。ここでもインストラクターが操縦のアドバイスをしてくれます。素人パイロットですが、シミュレーターはオートパイロットモードになっていますのでベテラン機長並みのスムーズな飛行が楽しめます。以前、1度だけ乗ったことがありますが旋回時のふわふわコトコト感がまさに本物です。
1階の奥の方には、旅客機の座席(エコノミー、ビジネス、ファースト)、CAさんが機内食などの準備をするギャレー、操縦席が再現されています。
次の写真はギャレーです。 何種類も一緒にあるとまるでキッチンの展示場のようです。
次の写真は、ジャンボジェットの操縦席です。
天井の横の壁に落書きらしきものが見えますか?実は、この操縦席は映画”ハッピーフライト”の撮影に使われたもので、落書きではなく、撮影後に出演者がサインをしたものだそうです。
2階には、成田空港のジオラマなどが展示されています。
3階は屋上に出ることができ、成田空港を離発着する飛行機を大迫力で見ることができます。
成田航空博物館レストラン
4階は、レストランです。
成田航空博物館展望室
5階は展望ルームです。まるで管制塔のように、窓から成田空港のA滑走路を一望できます。
壁側には、以前実際に使われていた管制卓が置いてあります。
離陸指示の直前に、この計器↓をチラッとみて、風向と風速を確認して。。。
マイクのトークボタンを押してパイロットに風の状況と離陸許可を与えます。
すると飛行機は異国の地を目指して、離陸してゆくのでした。カッコいい〜!
私は、ここで、のんびり飛行機の離発着を見るのが好きですが、最近コロナで激減していた国際線旅客機の離発着数が徐々に元に戻ってきているのが嬉しいです。
航空ジャンク市
さて、館内放送で私たちの整理券番号のグループが呼ばれたので、集合場所に移動します。
今回の集合場所は、中庭のクラシックジャンボジェットの機頭部分が置いてある場所でした。
ジャンボの横にある階段は、ガイドさんと一緒に乗り込んで、飛行機ドアの開閉を体験したり、操縦席に座って記念写真を撮ったりできるツアーの入り口です。このツアーも、チケットゲート入ってすぐ右のカウンターで、予約できます。ガイドさんは年配の方が多いのですが、元国際線パイロットという方もいらっしゃるようですので、このスイッチ何ですか?以外にも好きな空港や、ステイ先での過ごし方など聞いてみるのもいいかもしれません。
やっと【航空ジャンク市 入場です】
今年は、広い会場に人数制限があるので、のびのびと みて回ることができました。
ジャンク市では、一般の人にはガラクタ(ジャンク)でも、航空ファンにはお宝というものが販売されています。
値段もそこそこ高いので、ジャンク市のために、お小遣いをためておきます。
最近では、デカいものや、高価なものを買わないように、家内がついてくるようになってしまいました。
では、ジャンク市を一通り見て回りましょう。
よくわからないものもあります(笑)。
飛行機のタイヤと、操縦室の席。
タイヤは、車のドアより大きい場合があるので持ち帰り方法注意です。
操縦席のパネル
ジャンク市の花形ですが、高くて手が出ません。
操縦桿
↓滑走路の表示?
↓ピトー管? (おそらく)
↓翼の先っぽで赤とか青に光っているランプ?(おそらく)
↓右の縦長の棒は、飛行機のドアを開け閉めするレバー
以上が、買って帰ると、家内に怒られるやつです。
今日のターゲットは、パラ売りの操縦計器です。
”今の旅客機はコンピュータ化され、このような昔の機械式の計器は貴重である”ことや、”機械式時計並みに精密である”ことなどを、航空博物館に来る途中の車の中で家内にさんざん説明しておいた結果は?
(それって、時間がわかるの?と、あっさり論破されそうですが、黙って聞いてくれていました)
ゲットできました〜。
飛行機の傾きや、視界が悪い時や夜間に滑走路まで案内してくれる飛行機ならではの計器です。
もちろん、動きません。一般生活において使うことはありません。もちろん時間もわかりません。
2年振りの開催で、家内の特別許可がおりました。
↓家内は、ドイツ製のメタルパネルを購入したようです。
ジャンク市には、キーホルダーや、ロゴ入りTシャツなども売っていて、子供も楽しめます。
成田航空博物館屋外展示
目的を果たしので屋外展示の飛行機を一通り見て、帰路に着きます。
YS11
宮崎航空大学校で使っていたパイロット練習機
ANAフライングホヌをみに行く
飛行機を見て回っていると、家内が、
”展望台から見えた、ANAのフライングホヌ飛ぶのかな〜”
”時刻表だと、今日の2時頃飛ぶみたいなんだけど”とのこと。
コンビニでおにぎりを買って食べながら、時効表をよく見ると、出発ではなくハワイのホノルルからの到着便が2時過ぎに成田空港に着陸予定ということがわりました。
ちょっと、予定を変更して ”さくらの丘公園” に立ち寄ることにしました。
さくらの丘公園の高台には、すごいカメラを持ったおじさんたちが飛行機を待ち構えていました。私たちも端っこで携帯を広げて待ち構えます。
”B滑走路におりたらここから見えない〜”と家内が心配していると、
”ホヌ(A380)は長い滑走路と電波誘導が必要だから、他の飛行機より優先してA滑走路におりてくるから大丈夫”と、カメラのおじさん。
おじさんのいう通り、A滑走路にANA フライングホヌ (A380)が ゆっくりと降りてきました。
帰り際に、おじさんが、”写真いるかい?”と、7月に撮った日付が載った写真を1枚いただきました。
とってもかっこいい写真なので、額縁に入れて飾っています。 おじさんありがとう。
”いつか、フライングホヌで、ハワイに行けたらいいね”と、家内と話しながら家に帰りました。
以上